〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:栗田工業〈6370〉……前日比+700円(+15.06%)/終値5,347円
【売買材料】
反発してストップ高まで買われました。前週29日に北米の電子産業向け水処理装置案件に関する工事損失(約236億円)の計上見込みと、それに伴う通期業績予想の下方修正を発表して以降、売り込まれる展開が続いていました。しかし、同案件における新たな追加費用は発生しない見通しであることが改めて冷静に受け止められ、悪材料の織り込みが進んだとの見方から買い戻されました。
2位:ヤマトホールディングス〈9064〉……前日比+227円(+11.54%)/終値2,194.5円
【売買材料】
米運用会社のファラロン・キャピタル・マネジメントが2日付で関東財務局に提出した大量保有報告書(報告義務発生日は10月28日)により、同社株を5.02%取得したことが判明し、思惑的な買いが入り急伸しました。保有目的を「中長期的な企業価値の向上を図ること」とし、今後の展開への期待感が高まりました。
3位:システナ〈2317〉……前日比+33円(+8.03%)/終値444円
【売買材料】
4日昼頃、発行済み株式総数(自己株式を除く)の6.65%にあたる2,380万株、または100億円を上限とする自社株買いを発表し、これが株価の支援材料となりました。取得期間は11月5日から2027年11月4日までとし、市場買い付けで実施します。さらに、発行済み株数の10.00%にあたる自己株式4,260万株を11月12日付で消却するとあわせて発表。将来的な株式売却などに伴う株式価値の希薄化懸念を解消する姿勢が投資家から高く評価され、買いが集中しました。
