相手の立場に立って考えることが重要
筆者の好きな言葉に「相手の立場で考える」があります。将棋などの対戦では、自分の好きな駒を使うのではなく、相手が最も嫌がる手を打つ、といったことです。就活生は面接官の立場に立って、どんな学生を採用したいのか考える、原稿の書き手は読み手の立場に立って、どんな原稿が読みたいのか、考えるわけです。
「必ず儲かる投資商品を特別にお譲りしましょう」などという人が現れたら、相手の立場に立って考えてみましょう。「自分がもしも、必ず儲かる商品を持っていたら、初対面の相手に譲ってあげるだろうか」と考えてみれば、自分の前にいる人物が詐欺師である可能性が高いと気づくでしょう。
怪しいと思ったら「まず調べる」習慣を持とう
「アカウントが凍結されました」「荷物をお届けにあがりましたが、ご不在でした」といったメッセージが届き、「以下のURLからお手続きください」と記してあると、ついクリックしたくなりますね。
しかし、そうした時は、まずは落ち着いて深呼吸して、疑う意識を持って、一手間かけてチェックしましょう。パソコンの電源を入れなおしてアカウントにログインしてみる、運送業者のホームページから連絡先を知って連絡してみる、といった一手間です。
筆者の経験をご紹介しましょう。新聞配達所から郵便ポストにチラシが入っていました。「年末年始、留守にする人は、下記電話番号まで連絡ください。新聞受けが満杯になると、泥棒に留守だと知られてしまいますから」というチラシです。
筆者はホームページから新聞配達所の電話番号を調べて電話しました。もしかして、チラシを配ったのが泥棒集団だったら、わざわざ年末年始の留守を教えてやる必要はありませんからね。
