前回は、 筆者が実践した、大きく損はしない「低位株」のデイトレードについて解説しました。今回は、「不労・保険型モデル」の副業について見ていきます。

不動産は家賃という「配当金」を生み出す

世界の中でも日本の不動産はまだ割安で、かつ市場変動に強い資産です。バブル崩壊の時も、不動産価格が現実に下がったのは2~3年後とタイムラグがありました。さらに、株や債券と異なり、不動産は土地と建物という現物資産であり、貸家にして安定運用することが可能という2面性を持っています

 

金を1㎏保有していても何も生みませんが、不動産は居住する人から不動産を返済するローン以上の家賃という配当金をもらうことができます。

 

また、購入した不動産のローンは生命保険で自動的に担保されます。

 

また月々の家賃収入は年金の役割も果たしてくれます。

 

[図表1] 首都圏の価格推移

出典:土地価格相場が分かる土地代データ
首都圏の地価は90年バブル期の111万円をピークに2015年は1/3の31万円になっています
出典:土地価格相場が分かる土地代データ 首都圏の地価は90年バブル期の111万円をピークに2015年は1/3の31万円になっています 
 

 

「資産に働かせる」不労型の副業モデル

副業を続け年間300万円~500万円の蓄財ができたら、5千万円以上の資産形成のための住宅購入資金にして下さい。

 

ここに、「労働しなくてもお金に働かせる」、「資産に働かせる」不労型の副業モデルがあります。

 

また、不動産などの資産は、借入れをして取得しますが、全額死亡生命保険が自動的についてきますので、これを不労・保険型モデルと呼称します。

 

不労・保険型の副業モデルには、主に下記がありますが、基本的に不動産投資を指します。

 

ステップ2の最終ゴールは、3年後に5千万円の不動産を最長期間の住宅ローン30~40年で購入することにあります。

 

[図表2]

不労・保険型モデルの中から、まず自宅の購入について解説します。

 

住宅ローンについて大切なポイントは以下の3つです。

 

1.単純な借金ではない⇒不動産が担保なので、万一お金で返済することは稀である

 

2.金融機関は貸出す時、あなたと担保となる不動産の価値を精査し融資を決定している

 

3.貸すと返済額よりも高く貸せる物件を選べば、転居してもそのまま売らずに貸せるため自動積立預金になる

 

つまり、自宅を購入するにあたり恐れるものは何もないということです。

本連載は、2016年11月30日刊行の書籍『金持ちになる副業100選 サラリーマンを副業にする』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

金持ちになる副業100選 サラリーマンを副業にする超副業術

金持ちになる副業100選 サラリーマンを副業にする超副業術

ノーマン・浦田

幻冬舎メディアコンサルティング

筆者は、何度も失業の憂き目に合いながらメーカー、証券、銀行、TVショッピングなど名だたる大手上場企業に勤務し、逆境を逆手に20もの副業を「形を変え、業を変え」履行し、10億を超える資産形成に成功しました。 世界は混迷…

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