「孫負担」に溺れる前にするべきこと
初孫が産まれると、「何でも買ってあげたい」「産んでくれたお嫁さんに感謝を伝えたい」という気持ちになるのは自然なことです。しかし、その気持ちのままプレゼントや外食代、お祝い金を出し続けていると、想像以上のスピードで老後資金が減ってしまうケースも少なくありません。
一度「お願いすれば応えてもらえる」という関係ができてしまうと、それが当たり前になってしまうこともあります。悪気があるとは限りません。育った家庭環境によって金銭感覚は異なり、「祖父母とはそういうもの」と考えている人もいるでしょう。
だからこそ大切なのは、祖父母側が「孫に使うお金」と「自分たちの老後資金」をしっかり分けて考えることです。「お祝いは年間〇万円まで」「高額なプレゼントは誕生日とクリスマスだけ」など、自分たちの家計に合ったルールを決めておけば、後悔や不満も生まれにくくなります。
モヤモヤした気持ちを抱えたまま我慢を続けるよりも、「将来、子どもたちに迷惑をかけないために老後資金を残しておきたい」と伝えれば、多くの子世帯も理解しやすいはずです。
無理をして財布を開き続けるのではなく、長く良好な関係を築くためにも、「できること」と「できないこと」の線引きを早い段階で共有しておくことが、お互いにとっての安心につながるでしょう。
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