「孫を生んでくれてありがとう。でも、私はATMじゃない」…止まらない“嫁のおねだり”に、〈年金月額23万円〉67歳祖母が下した「静かな決断」

「孫を生んでくれてありがとう。でも、私はATMじゃない」…止まらない“嫁のおねだり”に、〈年金月額23万円〉67歳祖母が下した「静かな決断」
(※写真はイメージです/PIXTA)

年金暮らしの主婦・佳代子さん(67歳・仮名)は、生後10ヵ月の初孫を連れてやってくる息子一家の来訪が、最近憂鬱でたまりません。理由は、お嫁さんの「孫を使ったおねだり」。せっかく良好な関係性を壊したくない、でも、老後資金は削られていく……。佳代子さんの取った行動とは?

「もう、おねだりには応えられない」

「ボタンを押せばお金が出てくるATMじゃないんだから。はっきり言わなければ……」

 

そう心に決めた佳代子さん。週末のある日、再び「おねだりアテレコ」が始まった瞬間に、佳代子さんは口を開きました。横でスマホを見る息子と、新聞を読む夫――我関せずの男性2人の腕をポンと叩いて注目させ、毅然と告げたのです。

 

「千紗さん、孫は本当に可愛いし、あなたも本当の娘みたいなものよ。でもね、私たちは年金月23万円の暮らしなの。将来あなたたちに介護の手間やお金の迷惑をかけないために、今の貯蓄はしっかり残しておきたい。だからもう、おねだりには応えられないからね」

 

ストレートな言葉にリビングは一瞬凍りつきましたが、佳代子さんは「その代わり、千紗さんが疲れたら、いつでも孫を預かるから!」と笑顔で続けました。

 

千紗さんは一瞬驚いたものの、「……はい! 私、ちょっと甘えすぎちゃいました」とあっさり納得。それ以来、千紗さんのおねだりはピタリと止まり、代わりに「お義母さん、これ一緒に食べようと思って!」と手土産を持ってきてくれるようになりました。

 

「こんな風に伝えるのは、勇気がいりましたよ。二度と来なくなったらどうしようとも。でも、ちゃんと受け止めてくれてありがたかったです。あの年齢で年金がどれくらいかなんて知らなかったでしょうし、23万円と聞いて『そんなに少ないの?』って驚いたのかもしれません。勝手にモヤモヤして不満を溜めるより、はっきり言うことが大切なんだと思いました」

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