4割が「ゴールデンウィークの予定なし」
JTBによるGWの旅行動向の見通し(2026年4月)によれば、GW期間中の総旅行者数は2,447万人(対前年101.9%)。行先別では、国内旅行が2,390万人、海外旅行が57.2万人の見込みです。
また、株式会社インテージによる調査によると、今年のGWの過ごし方で「予定なし」と答えた割合は41.2%で過去最高に。自宅で過ごす(35.1%)、外食に行く(17.0%)と家や近場の予定が続き、海外旅行は1.0%という回答でした。こうした調査からも、海外旅行に行く人はそう多くはないことがわかります。
インテージの同調査では、2026年の連休予算は2万7,660円とコロナ禍以降で最安。減少理由で「物価高・円安」が49.2%と最多になりました。
さらに、昨年、認定NPO法人チャリティーサンタが児童扶養手当や就学援助、生活保護の受給世帯、またはそれに準じる世帯を対象に、夏休みの過ごし方を聞いた調査があります。
困窮家庭の半数が「子どもが望む夏の体験はほとんどできない」と答えており、さらに約6世帯に1世帯は「体験のための予算が0円」と回答しています。夏休みとGWという違いはあれど、連休の過ごし方という意味で、一つの参考になるでしょう。
もちろん、すべてが経済的な影響ではないでしょう。海外旅行に関して言えば、中東情勢の影響も少なからず考えられます。
しかし、遠出の旅行やレジャーを楽しむ家庭がある一方で、自宅や近場で過ごす家庭もある。――その差は、子ども同士の何気ない会話の中で、もしかしたらちょっとした波風を立てる可能性もないとはいえません。
「行く前から言わない」という選択
C子さんが暮らす地域は、戸建てもあれば市営団地もあるなど、家庭ごとの事情はさまざまです。
「同じクラスでも、本当にバラバラなんですよね。だから、あえて“行く前から言わない”。そのほうが平和かなって。私自身も周囲には言いません。お土産とかも大変ですしね。気にしすぎかもしれませんが、娘にも、少なくとも自慢はしちゃいけないとは伝えたくて……」
SNSで旅行の予定や写真をシェアするのが当たり前になりつつある時代。しかしその一方で、“言わない配慮”を親子で共有する家庭も増えています。
「お友達に言っちゃだめよ」——それは、単なる口止めではなく、周囲との距離感を保つための現実的な判断でもあります。
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