富裕層がパートナーに内装の設計を一任する「納得の理由」
以前お会いしたある富裕層の方は、土地を購入し、建築費までをすべて決めたうえで、内装の設計は奥様に一任されていました。理由を伺うと、「自分は普段ほとんど家にいないから」と、静かに話されていたのが印象的でした。
日常的にその空間を使うのは奥様です。動線、居心地、家具の配置、素材の質感。それらをもっともよく理解している人に委ねるという判断は、極めて合理的です。
「誰が最終的に意思決定をするのか」を正しく把握しているかどうかは、富裕層の住まいづくりにおいて非常に重要なポイントになります。お金を出すのはご主人でも、実際の決定権を奥様が担っているケースは少なくありません。
そのため、奥様やパートナーの感覚に合わなければ話は前に進みませんし、逆に「あの人にお願いしたい」と感じていただければ、物事は驚くほどスムーズに動き始めます。
利回りが想定を3〜4割上回るケースも…「感性」が不動産の資産価値を変える
もちろん、購入に至るまでの価格や、投資物件の利回りといった数字の話は別軸です。
ただし利回りにおいても、内装や使い方を工夫し、空間としての価値を高めることで、本来の想定を3〜4割上回る評価で取引されるケースが、実際に起きています。
つまり重要なのは、単に数字だけを見ることではありません。「価値をどのように見せ、どのように体感させるか」という領域まで踏み込んで考えることです。
柳澤 寿志子
不動産コンサルタント
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