時間的・精神的に余裕がある富裕層は、住まい選びにおいて効率や機能だけでなく、光や風、素材の質感といった「五感」を通じた情緒的価値も重視します。そして、その「空間の心地よさ」を誰よりも理解している人物こそが、日常的に家で過ごすパートナーなのです。本記事では、柳澤寿志子氏の著書『富裕層を魅了する 東京一等地不動産』(星野書房)より一部を抜粋・再編集して、富裕層が内装の設計を「パートナーに一任する」合理的な理由について解説します。

富裕層がパートナーに内装の設計を一任する「納得の理由」

以前お会いしたある富裕層の方は、土地を購入し、建築費までをすべて決めたうえで、内装の設計は奥様に一任されていました。理由を伺うと、「自分は普段ほとんど家にいないから」と、静かに話されていたのが印象的でした。

 

日常的にその空間を使うのは奥様です。動線、居心地、家具の配置、素材の質感。それらをもっともよく理解している人に委ねるという判断は、極めて合理的です。

 

「誰が最終的に意思決定をするのか」を正しく把握しているかどうかは、富裕層の住まいづくりにおいて非常に重要なポイントになります。お金を出すのはご主人でも、実際の決定権を奥様が担っているケースは少なくありません。

 

そのため、奥様やパートナーの感覚に合わなければ話は前に進みませんし、逆に「あの人にお願いしたい」と感じていただければ、物事は驚くほどスムーズに動き始めます。

利回りが想定を3〜4割上回るケースも…「感性」が不動産の資産価値を変える

もちろん、購入に至るまでの価格や、投資物件の利回りといった数字の話は別軸です。

 

ただし利回りにおいても、内装や使い方を工夫し、空間としての価値を高めることで、本来の想定を3〜4割上回る評価で取引されるケースが、実際に起きています。

 

つまり重要なのは、単に数字だけを見ることではありません。「価値をどのように見せ、どのように体感させるか」という領域まで踏み込んで考えることです。

 

 

柳澤 寿志子

不動産コンサルタント

 

 

【注目のセミナー情報】​​​

【短期償却】5月9日(土)オンライン開催

《所得税対策×レバレッジ投資》
インフラ活用で節税利益を2倍にする方法

 

【相続×資産運用】5月13日(水)オンライン開催

《富裕層向け》
後悔しないための「相続対策・資産運用」戦略

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

※本連載は、柳澤寿志子氏の著書『富裕層を魅了する 東京一等地不動産』(星野書房)より一部を抜粋・再編集したものです。

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧