「使ってなかったから、処分しておいたよ」…“捨て活”にハマった35歳専業主婦、キレイな部屋にご満悦も「まさかの離婚危機」。夫の本棚を片付けた〈重すぎる代償〉

「使ってなかったから、処分しておいたよ」…“捨て活”にハマった35歳専業主婦、キレイな部屋にご満悦も「まさかの離婚危機」。夫の本棚を片付けた〈重すぎる代償〉

離婚の理由は十人十色ですが、家をきれいにしたいという前向きな気持ちから始めた“断捨離”が、その原因になることもあります。良かれと思って片付けたはずが、なぜ離婚話にまで発展してしまったのか……。散らかる部屋にストレスを感じて「捨て活」にハマった女性の事例とともに見ていきましょう。

“捨て活”にハマった専業主婦、お小遣い稼ぎもできて「一石二鳥」

「なんでこんなに散らかるの……」

 

由紀さん(仮名・35歳)は、4歳の子どもを育てる専業主婦です。夫の拓也さん(仮名・39歳)は会社員。日中はほとんどワンオペで家事と育児をこなしています。

 

床に転がるおもちゃ、脱ぎっぱなしの服、使いかけのまま放置された日用品。子どもが小さいうちは仕方がないと頭ではわかっていても、終わりの見えない散らかりにストレスが積み重なっていきました。

 

「家を落ち着く空間にしたい。物が多すぎる」

 

SNSで見かける、すっきりとした部屋。物が少なく、掃除もしやすく、子どもがいるのにも関わらず整っている暮らし。それに憧れて断捨離を始めました。

 

最初は自分の持ち物から。着ていない服や使っていない雑貨。不要なものを手放して気持ちが軽くなる感覚は格別でした。フリマアプリやリサイクルショップで売ると、多少のお金になる。専業主婦の由紀さんにとって、それも大きな楽しみになりました。

 

「普段稼げないので、不用品がお金に変わることが嬉しくて。すっかり“捨て活”にハマっちゃったんですよね」

「必要ならまた買えばいい」―捨てるものを探す日々

気づけば、部屋の隅に大きなゴミ袋を広げて、不用品を探すようになっていました。

 

「これ、いるかな? なくても生きていけるよね。捨てちゃお。必要だったらまた買えばいいし」

 

その様子を拓也さんは見守っているだけでした。家がきれいになることはいいこと。最初はそう思っていたのでしょう。

 

しかし、片付けの範囲はリビング、キッチン、収納スペースと広がり、拓也さんの物にたどり着きました。

 

拓也さんのものが雑然と並んだ本棚。そこには古いゲームソフトや漫画、CD、開封していないプラモデル。独身時代に集めたものが多く、ほこりをかぶっているものもありました。

 

「これ、完全にいらないよね……」

 

聞いたほうがいいかもしれないという考えもよぎりましたが、「どうせ取っておくって言うに決まってる。“片付けられない人あるある”なのよ」と、黙って整理することに。拓也さんが1泊2日の出張に行っており、まさにちょうどいいタイミングだと思ったのです。

 

状態のいいものはリサイクルショップにまとめて持ち込み、残りはゴミ置き場へ持っていきました。

 

部屋はすっきりしました。しかし、帰宅した拓也さんの反応は、想像してもいないものだったのです。

 

「本棚のもの、どこに動かしたの?」

 

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