(※写真はイメージです/PIXTA)

少子高齢化の進展でマーケットの縮小が避けらない日本では、各業界が打開策を模索しています。有力な選択肢のひとつに「通販ビジネス」がありますが、なぜか食品業界はその他の業界に比べて普及がいまひとつです。リライズコンサルティング株式会社による書籍『いちばんわかりやすい! 食品通販ビジネスの教科書』(幻冬舎メディアコンサルティング)より、その理由について本記事でくわしくみていきましょう。

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逆境のなかで右肩上がりの「通販ビジネス」

当然ながら、こうした人口減少による市場の縮小は食品業界に限った話ではありません。多くの業界がこの逆境のなかにあり、誰もが生き残るための手段を探しているのです。このような状況のなかで、売上を大きく伸長させるための方法として注目されているのが通販ビジネスです。

 

経済産業省による「令和6年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」の結果報告では、2024年の日本国内のBtoC‒EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、約26.1兆円(前年約24.8兆円、前年比5.15%増)に拡大しています(図表3)。

 

同年のBtoB‒EC(企業間電子商取引)市場規模も514.4兆円(前年465.2兆円、前年比10.6%増)に増加しており、2013年以降右肩上がりの状況が続いているのです。

 

出所:『いちばんわかりやすい! 食品通販ビジネスの教科書』(幻冬舎メディアコンサルティング)より抜粋
[図表3]BtoC‒EC(消費者向け電子商取引)市場規模の推移 出所:『いちばんわかりやすい! 食品通販ビジネスの教科書』(幻冬舎メディアコンサルティング)より抜粋

 

さらにEC化率も、BtoC‒ECで9.78%(前年比0.4ポイント増)、BtoB‒ECで43.1%(前年比3.1ポイント増)と増加傾向にあり、コロナ禍以降、通販への移行が引き続き進展していることがうかがえます。

 

2021~2022年といえばコロナ禍の影響がまだまだ大きかった時期です。図らずもコロナ禍によってすべての業界で急速な変化がもたらされたといっても過言ではありません。

 

 

次ページ他業種に比べ、遅れをとっている食品業界

※本連載は、リライズコンサルティング株式会社による書籍『いちばんわかりやすい! 食品通販ビジネスの教科書』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋・再編集したものです。

いちばんわかりやすい! 食品通販ビジネスの教科書

いちばんわかりやすい! 食品通販ビジネスの教科書

リライズコンサルティング株式会社

幻冬舎メディアコンサルティング

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