家族構成も収入も似た者同士…同期仲間の「家を買った」に愕然
都内のメーカーに勤める田村亮介さん(仮名・35歳)。年収は約650万円。妻はパート勤務で年収は約180万円。中学生と小学生の子ども2人を育てる、ごく一般的な4人家族です。
生活は決して贅沢ではありませんが、極端に困っているわけでもない。ただ、ひとつだけ気がかりがありました。
「気づけば、全然お金が残っていない」――ボーナスが入っても、教育費やレジャー、家電の買い替えなどで消えていく。気づけば、貯金は80万円ほど。それでも、「小さな子どものいる一般家庭は、多かれ少なかれこんなものだろう」と思っていました。
その考えを覆されたのが、同期の斉藤さん(仮名・35歳)の一言でした。
「とうとう家買ったんだ、もう絶対に仕事辞められないよ(笑)」
頭金を1,000万円用意したと聞き、思わず耳を疑いました。同じ会社、ほぼ同じ年収、似たような家族構成。それなのに、なぜそんな大金が用意できるのか。
「いつもお金ないって言ってたのに、嘘だったのか? 隠れて副業してたのか、それとも親の援助?」
思わず叫ぶと、斉藤さんはあっさりこう言いました。
「普通に貯めただけだよ」
そんなわけはないはずと詰め寄ると、斉藤さんは、自らの“普通”の暮らしについて語りはじめました。
