〈資産9,000万円〉55歳女性公務員「今すぐ辞めたい、でも怖いんです…」ボロボロになるまで働き、老後不安で眠れない夜【CFPが解説】

〈資産9,000万円〉55歳女性公務員「今すぐ辞めたい、でも怖いんです…」ボロボロになるまで働き、老後不安で眠れない夜【CFPが解説】
(※画像はイメージです/PIXTA)

夫の遺産などと合わせ、手元には約9,000万円という十分な資産があるKさん(当時55歳・女性)。客観的に見れば老後の安心は約束されているはずが、「お金が足りるか怖い」と限界まで仕事のストレスに耐え続けていました。なぜ、これほどの資産がありながら、夜も眠れないほどの恐怖に陥ってしまったのでしょうか。彼女を縛りつけていたものと、本当の自由を取り戻すまでの軌跡を、CFPの下田幸彦氏が解説します。

「無理して頑張らなくていい」と気づいたワケ

現状を打破するために必要だったのは、新しい金融商品を買うことではなく、緻密な「ライフプランニング(人生の設計図)」を作成し、客観的に状況を見直すことでした。

 

現在の生活水準、これからの趣味、住まいの維持費、そして万が一の介護費用。それらをすべて数値化し、9,000万円の資産をどう切り崩していけば一生を終えられるか、シミュレーションを行いました。

 

その結果は一目瞭然でした。Kさんの当時の水準であれば、1円も運用しなかったとしても一生お金に困る可能性はかなり低かったのです。無理にリスクを取って、これ以上保険を追加する必要はないという事実が、明確な数字として示されました。

 

その瞬間、Kさんの目からポロポロと涙がこぼれました。

 

「そうだったんですね……。私、もう無理して頑張らなくていいんですね」

4年後、愛猫と過ごす「本当の自由」

その後、Kさんは銀行や保険代理店からの追加契約をすべて断り、偏りすぎた資産配分を安全な形に整える手続きを進めました。

 

資産の整理がつき、明確な根拠を持てるようになったころ、Kさんは長年勤めた職場に退職届を提出しました。

 

退職から4年後、Kさんの表情からかつての疲れきった様子はすっかり消えていました。

 

「あのとき、客観的な数字を見て背中を押してもらえて本当によかったです。今は大好きな猫と一緒に、穏やかな毎日を過ごしています」

 

晴れやかな笑顔で語るKさんは、友人との国内旅行を楽しみ、自分らしいセカンドライフを謳歌しています。

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