休日にSNSをダラダラ見ないための工夫
「気づいたら、もう週末が終わっていた」そんな経験、誰にでもあるのではないでしょうか。朝起きて何気なくスマホを手に取り、SNSを眺めているうちに時間が過ぎ、気づけば昼。夜も同じようにインスタグラムやユーチューブ動画を見ながらベッドに入り、あっという間に週末が終わってしまう。
以前、こんなことを言った同僚がいました。「夜寝る前と朝起きてから、ついインスタを見てしまうんです。気づくと、平日の休めるはずの時間が全部スマホで終わってしまっていて……」
こうしたスマホ時間は、私たちの「すき間時間」を少しずつ奪い、気づかないうちに「自分の休み時間」を飲み込んでしまうのです。休日は、ただ流れに任せていてはあっという間に終わってしまいます。そこで、自分の休み時間にルールをつくるのです。
たとえば、SNSを見る時間を「1日30分まで」だけと決める。それ以外の時間は見ないと、あらかじめルールを決めてしまうのです。最初はなかなか従えないかもしれませんが、慣れてくると本当にやりたいことに時間を使えるようになります。
私は、インスタグラムやユーチューブといったアプリを、そもそもスマートフォンから削除しています。そうすると、見るためにはわざわざブラウザで検索する必要があるため、無意識に開いてしまうことを防いでいます。そこまでする必要はないかもしれませんが、自分の時間を守るための何かしらの工夫は必要かもしれません。
世界基準で成果を出す人の休日スケジュール
休み時間を設計する際、必ず確保しなければならないのが「心身の回復の時間」。その中で特に重要なのが「睡眠時間」。以前も触れたように、睡眠は最高のパフォーマンスを発揮するために欠かせない要素です。「睡眠時間」は削らない前提で、「残りの時間」をどう使うかを考えます。
まずは「身体の回復」のために、健康的なバランスの取れた食事を取り、軽い運動をする。可能であれば、自然の中で過ごす時間を入れます。
「心の回復」のために、好きなことに没頭する時間を取る。音楽を聴く、読書をする、料理を楽しむなど、「成果を求めない時間」を持つ。そして「人とのつながりの時間」、家族や友人と何気ない会話をすると、オキシトシン(幸福ホルモン)が分泌され、自然と心が穏やかになります。こうした時間は、「自分のエネルギーを再生する時間」です。
そして、最後に残った時間にぜひ入れてほしいのが、前項でも触れたように「将来への投資の時間」です。それは、自分の視野を広げる時間です。本を読む、興味のある分野を調べる、ドキュメンタリーを見る、自分と違う分野で働く人と話をする、どんな小さな学びでも構いません。心身が整っている状態での学びは、吸収力が一気に高まります。
「心身の回復の時間」と「将来への投資の時間」のバランスは、人それぞれだと思います。私の場合、たとえば休みの日の24時間のうち、「睡眠時間」が9時間、「身体の回復の時間」が2時間、「心の回復の時間」が2時間、「将来への投資の時間」が6時間、そして残りの5時間がその他生活のための時間。
だいたいこんな配分です。その日の疲れ具合によっては、「心身の回復の時間」の割合が増えることもありますし、エネルギーが十分にある日は、「将来への投資の時間」が自然と多くなります。
大切なのは、これらの要素をその日の自分の状態に合わせて柔軟に調整すること。そして、世界基準で成果を出す人はどんな日でも「将来への投資の時間」を必ずどこかに組み込んでいます。休日を流れに任せて過ごすのではなく、自分の意志で設計する。それだけで、1日が充実します。
星 歩
元マッキンゼーパリ・現OECD職員
【注目のセミナー情報】
【国内不動産】4月7日(火)オンライン開催
なぜ今「空き家投資」?
不動産のプロが厳選した物件を<参加者限定>で公開
【海外不動産】4月9日(木)オンライン開催
税効果×資産成長を狙う!
高所得者のための新しい「アメリカ不動産投資戦略」
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】


