「年金生活者支援給付金」の対象者
現在、年金だけでは生活が苦しいと感じていらっしゃる人は多いでしょう。実際、老齢基礎年金は月額約7万円しかもらえませんので、生活していけません。
そこでお伝えしたいのが、年間で約6万5,000円もらえる「年金生活者支援給付金」という支援制度。まずは、老齢基礎年金をもらっている人向けの「老齢年金生活者支援給付金」について解説します。対象になる人は、次の条件に当てはまる人です。
・65歳以上で、老齢基礎年金をもらっている人
・前年の収入(公的年金+その他の所得)が80万9,000円以下(2025年10月時点。1956年4月1日以前生まれの方は80万6,700円以下)
・住民税非課税世帯
2024年1月から12月までの老齢基礎年金の振込額は満額で80万9,000円でしたので、ちょうどその金額が基準となっています。つまり、老齢基礎年金しかもらっていない人の全員が対象になると考えられます。
もう一つの条件として、住民税非課税世帯という条件があります。本人だけでなく、世帯全員が住民税非課税の場合を「住民税非課税世帯」といいます。住民税非課税になる年金収入は、独身の方の場合は155万円、夫婦2人の場合は211万円です(65歳以上の場合)。
もらえる金額は、国民年金の保険料を40年間支払った人の場合、月額5,450円、年額6万5,400円です(2025年)。正確には、保険料を支払った期間と、保険料を免除された期間に応じて、それぞれ計算した金額を、合計した金額になります。
(1)5,450円×保険料を支払った月数÷480
(2)1万1,551円×保険料を免除された月数÷480
支給額=(1)+(2)
