本当に得か、自分で判断するのは至難の業
ここで注意したいのは、こうした「微妙な退職タイミングの差による損得」を本人が正確に計算するのは、ほぼ不可能という点です。
田島さんの少し早いリタイアの理由が、「得したいから」だったとしても、最終的に得をできたかどうかは、退職金規定のほか年金の状況などを詳しく照らし合わせない限り判断できません。
退職を控え、自分にとって最適なタイミングを知りたい場合は、会社の給与・人事担当者や社会保険労務士などに相談するのが現実的で安全です。自己流で計算すると、逆に損をするリスクもあります。
少しのタイミングで数十万円単位の差が出ることもあり得る。こう聞くと「損したくない」と思うかもしれません。
しかし、実際に得になるかどうかは、条件次第です。目の前の数字だけに踊らされず、慎重に判断することが大切といえるでしょう。
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