自分が働いて得た「お金」に支えてもらう老後
80歳をすぎて、もう仕事もできなくなったら、もう一度、中退してしまった筑波大学体育専門学群に戻って、人生の最後には大学の卒業証書をもらってから死にたいという夢を持っています。つまり学生に戻る、ということですね。80歳をすぎた自分の肉体を使って、もう一度、体育学を学び直したい。卒論テーマは生涯スポーツと財政再建です。
ということは、私の老後は学生に戻るわけですから、学生としてやっていけるだけのお金があれば十分です。
大学を卒業したらどうするのでしょうか。大学はすこしゆっくり6年程度在籍しましょうか。卒業は86歳。次は大学院に行きましょう。8年くらいかけて博士論文でも書きましょうか?
94歳。もし、それでも元気でやる気に満ちあふれていたら、それこそドブ板選挙でもやって100歳で立候補しましょうか? 私は最年少当選を果たしましたので、前人未到の最年長当選を狙うのも、おもしろいかもしれません。
そのときのキャッチフレーズは「100歳! 若い力で日本を変える!」いかがでしょうか? 最高の人生プランですね。
結局、何が言いたいかと言いますと、将来のことは本当にわからないのです。どうせわからない将来を真剣に考えてもあまり意味はなく、想像していて思わず自分で噴き出してしまうような未来予想図を描く。そんなことで、私などは将来の漠然としているがゆえの不安が消えて、どこか「がんばるぞ!」という前向きな気持ちになります。
いずれにしても、自分で働いて得たお金、これは自分の大切な“我が子”です。自分の“子ども”が就職してほしい企業の株を買い、自分が75歳までは成長を楽しみにする。つまりは30年後ですね、その株には、大きく成長して私の老後を支えてほしい、できれば毎年仕送りしてこい、それが私の基本的な投資ストラテジーです。
杉村 太蔵
元衆議院議員/投資家
