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海外不動産投資のよくある“失敗”
「資産スイッチ(※)」の第一歩として、海外に目を向けることの重要性、そして海外不動産投資の可能性に未来への大きな希望が膨らんだ方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、海外不動産投資を始めるにあたっては、そうした希望を食い物にしようと悪事を働く人が存在することもお伝えしなければなりません。
例えば、有名なアメリカ不動産の取扱業者でさえ、周囲の方からこんな話を聞いたことがあります。
「業者から真っ白な外壁の綺麗な新築戸建て住宅の写真を見せられ、感激して契約しました。それなのに、実際に現地に行くと外壁は汚れて老朽化も目立つ、木造の今にも壊れそうなボロボロの家だったんです」。
私はこの話を聞いた時、容易に現地を見に行けない状況を逆手に取った「詐欺まがいの行為」だと感じました。残念ながら、こうした業者による悪質な行為は後を絶ちません。だからこそ、業者選びには十分な確認が必要なのです。
一方、こんな話もあります。
「現地に行った際、写真通りの綺麗な家で、購入手続きや登記も問題がなく完了しました。でも、メンテナンスを怠った結果、15年後にボロボロになってしまったんです」
せっかくの不動産が劣化してしまうという残念な結果ではありますが、こちらは詐欺ではありません。前者は「詐欺まがい」ですが、後者は「投資の失敗」と言えるでしょう。なぜなら後者は、「必要な手立てを講じていれば防げた事態」だからです。この両者の境界線を理解しておくことは非常に大切です。
まれに後者の状況にもかかわらず、ネガティブな結果を全て「詐欺だ!」と主張する人がいますが、後者はあくまでも自己責任の領域で起こったことです。繰り返しになりますが、購入者自身が気をつけていれば十分防げることですし、お付き合いする業者がしっかりと機能していれば問題なかったはずです。
また、詐欺については投資家がその手口について理解し、しっかり警戒しておくことです。詐欺師の手口は非常に巧妙で、100%防げる方法は残念ながらありません。
