「いつ結婚するの?」でも、今の収入で家族を養うなんて…
しかし、そうした日常の中でも、「貯金はほとんどできていない」という現実が不安を募らせます。突発的な出費があると、対応が難しいため、歯医者やスマホの故障といった支出にはクレジットカードの分割払いでしのぐこともあるそうです。
「このままじゃ、将来が不安です。結婚とか子育てとか、そんな話は今の自分には縁がない。親からは『いつ結婚するの?』って言われるけど、今の収入で家族を養うなんて無理ですよ。もしケガとか病気をしたら……生活が成り立たなくなると思います」
「若いうちは我慢ってよく言われますけど、それで何年も過ぎてしまいそうで怖いんです。頑張って働いているのに、報われている感じがしない。これって、自分だけじゃないですよね?」
そう語る高梨さんの姿は、今の日本で暮らす多くの若年単身世帯の現実を物語っています。物価が高騰し、賃金が伸びず、節約に追われながらも、“未来の安心”すら描けない日々。その中で感じる閉塞感や焦燥感は、決して“ぜいたく”ではなく、生活の根本的な危機感でもあるのです。
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