老後の生活費はどうなる?
「年金もあるし、老後に金銭的な不安はない」と考えていた浩二さん。しかし、離婚によって生活設計は大きく揺らぎました。
厚生労働省『厚生年金保険・国民年金事業の概況(令和4年度)』によれば、婚姻期間中に夫が厚生年金に加入していた場合、妻は「年金分割」の制度を利用できる可能性があります。これは、夫婦の合意または裁判所の判断により、年金記録の一部を妻側に移すことができる制度です。
また、婚姻中に築いた金融資産についても「共有財産」と見なされるため、基本的には財産分与の対象となります。
「退職金も半分近く渡しました。自分の“老後資金”は半分になりましたが…それよりも、“一緒に生きていくはずだった人が、もういない”という事実のほうが、堪えますね」
退職を機に、“家族の一員”としての自覚を持ち直すことができるかどうか。それが、真の意味での「豊かなセカンドライフ」を左右する鍵なのかもしれません。
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