ゴールドオンライン新書最新刊、Amazonにて好評発売中!
データで読み解く「日本経済」のリアル【エンタメ・スポーツ・事件編】
宅森昭吉(著)+ゴールドオンライン(編集)
データで読み解く「日本経済」のリアル【季節&気象・マインド・おもしろジンクス編】
宅森昭吉(著)+ゴールドオンライン(編集)
富裕層の資産承継と相続税 富裕層の相続戦略シリーズ【国内編】
八ツ尾順一(著)+ゴールドオンライン(編集)
シリーズ既刊本も好評発売中 → 紹介ページはコチラ!
賃貸か持ち家か…損得よりも重視すべき〈幸福度〉
賃貸派と持ち家派の間でたびたび議論になっていますが、賃貸が得なのか、持ち家が得なのかは、金利や賃料の変化など、前提条件により異なります。私は、損得は正直どっちでもいいと思っています。それよりも大事なことにフォーカスすべきです。
「なぜ家を買いたいのか?」「買ったあとの暮らしは?」「子どもが独立したらどうする?」「高齢になったらどうする?」など、損得よりも、家族にとって賃貸と持ち家のどちらが幸せになれるかを考えることが大切です。
こだわりより「お得」…〈築30年の注文住宅〉を選び、夫婦関係が悪化
ある人から聞いた話が、私の印象に残っているので、ご紹介したいと思います。
ある夫婦が持ち家の購入を検討していました。奥様は、家族のこだわりがつまった空間を実現するため新築注文住宅を、ご主人は家にお金をかける必要がないと中古住宅を希望されていました。お金のことを重視したご主人の意見を渋々受け入れた奥様は、納得しないまま築30年の中古住宅を購入しました。
奥様は自分好みの空間にできなかったことに加え、光熱費も多くかかり、数年経つと家の修繕費もかかることがわかり、ずっと後悔しています。その経験から、何かにつけてご主人に「あのとき私の言うことを聞いてくれなかった」と、すぐケンカに発展してしまう事態となってしまいました。
家族で幸せな時間を過ごす「目的」よりも、いかに安く不動産を買うかという、「損得」に優先順位が置かれすぎた結果、このようになってしまいました。何のために家を買うのか? とにかく安く買うことが目的ではないですよね? 家族で幸せな時間を過ごすことが目的なのではないでしょうか?
世帯主が転勤族で、家族で一緒についていくことが幸せなのであれば、賃貸がよいかもしれません。世帯主が転勤しても、実家近くにご両親の援助を受けながら住み続けることが幸せなのであれば、持ち家がよいかもしれません。
大きな借金を背負うことで、日々の生活が不安になるのであれば、賃貸がよいかもしれません。借金を背負っても、持ち家があることに安心感や満足感を持ち、生活できるのであれば、持ち家がよいかもしれません。
賃貸と持ち家の「メリット・デメリット」と「これからの人生設計」の両方を検討して判断しましょう。
