「甘やかすこととは違うと思っています」
働いていても、誰にも頼れず、支援にもつながらない――そうした「見えにくい困窮」は、年齢に関係なく起きています。
恵子さんは帰宅後、息子と話し合い、週に一度は食材を送ること、必要があれば一時的な金銭支援も検討することを決めました。
「甘やかすこととは違うと思っています。倒れてからじゃ遅いですから」
一人で暮らす若者が口にする「大丈夫」は、ときに本音を覆い隠す言葉でもあります。声のトーン、言葉の端々、生活の痕跡――そこに気づけるかどうかが、分かれ道になることもあるのです。
「突撃してよかったのかは、分かりません。でも、あの部屋を見て、何もしない選択はできませんでした」
離れていても、親子であることに変わりはない。その距離の取り方を、あらためて考えさせられる出来事でした。
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