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“本当に必要なとき”が訪れるまで
老後の安心は、新しい対策を始めることだけではありません。すでにある資産を把握していないこと自体が、不安を大きくしている場合も少なくありません。一方で、「あるから使う」ではなく、「なんのために、いつ使うか」を考えておくことも大切なのかもしれません。
和子さんはいいます。
「全部を我慢する老後じゃなくて、できる範囲で“おばあちゃんらしいこと”ができたら、それでいいのよね。この金貨は、お母さんがいっていた“本当に必要なとき”まで取っておこうと思うの」
初孫の誕生をきっかけに抱いた違和感。それは、これからの老後を考え直すためのサインなのかもしれません。
あなたの通帳や、家の中に眠っているものは、いまどうなっていますか。そして、それを「いつ、なんのために使うか」を、一度考えてみる──それだけでも、見える景色は変わるかもしれません。
三原 由紀
合同会社エミタメ
代表
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