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ビットコインと税制、そして老後資産の考え方
これまで佐藤さんを悩ませてきた最大55%という税率は、2026年以降の税制改正によって、株式と同様の「20%」へ引き下げられる可能性が高まっています。これが実現すれば、利益確定時の手残りは数千万円単位で変わるため、まさに「待った甲斐があった」といえる状況になるでしょう。
こうした背景には、ビットコインが、ブロックチェーン技術の発達、ビットコイン決済の普及、ETFの承認などを通じ、暗号資産としての地位を確立してきたことにあります。この10年で、ビットコインは驚異的な値上がりをみせました。暗号通貨の可能性については今後も注目していきたいところです。
ただし、価格変動は非常に大きく、老後資金等を目的とした「守りの資産」としてはまだまだハイリスクな状態ですので、「攻めの資産」として価格の変動幅を十分に考慮しながら「守りの資産」に付加する位置づけで保有しておく程度がよいでしょう。
お金は人生を豊かにするための「道具」
佐藤さんが「億り人」になれたのは、他人の評価に振り回されず、自分なりのスタンスを貫いた結果にほかなりません。
ただし、忘れてはいけないのは、お金はあくまで人生を豊かにするための「道具」であり、多く残すこと・貯めること自体がゴールではないという点です。本来は、「どんな暮らしをしたいのか」「なにに満足を感じるのか」を先に考え、そのうえで使うお金と貯めるお金のバランスを設計することが重要となります。
流行や周囲の声に惑わされることなく、自身で情報を得て納得できる道を選ぶ――。それこそが、資産形成と幸せな老後を両立させる近道ではないでしょうか。
小川 洋平
FP相談ねっと
ファイナンシャルプランナー
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