高齢者の単身世帯の増加と、支援する家族の負担
厚生労働省『国民生活基礎調査(2024年)』によれば、65歳以上の単独世帯は903万世帯。特に女性の単身世帯は多く、家族からの経済的支援が不可欠な状況にある世帯も少なくありません。
松岡さんは、今後も仕送りは続けるといいます。
「母は何も悪くないですし、生活に困っているのは事実ですから。ただ…弟たちとの関係は、もう以前のようには戻らないと思います。僕の中では、縁が切れたと感じています」
老親を支えるという選択。その陰で、価値観の違いからきょうだい間の関係が崩れることもある――。
“家族の老い”をどう支えるか。その問いに、正解はありません。ただひとつ言えるのは、「話し合わなかったツケ」は、思わぬところで関係を断ち切ってしまうということです。
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】
「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
