(※写真はイメージです/PIXTA)

定年退職を迎え、「これまで頑張ってきたのだから、老後ぐらいは好きなことにお金を使いたい」と考える人は少なくありません。旅行や趣味、外食など、現役時代には抑えてきた支出を解禁すること自体は、ごく自然な流れとも言えるでしょう。一方で、老後の収入は年金が中心となり、医療費や介護費など、将来を正確に見通しにくい出費も増えていきます。「十分な貯蓄があるから大丈夫」という判断が、数年後に揺らぐケースも珍しくありません。老後の贅沢は、いったいどこまでが“許容範囲”なのでしょうか。

「もうビジネスクラスは乗らないですね」

総務省『家計調査(2024年)』によると、高齢夫婦のみの無職世帯の平均消費支出は月約25.6万円。一方、可処分所得は約22.2万円で、月に約3万円の赤字が生じています。

この差額は、貯蓄の取り崩しで補われているのが実態です。

 

また、厚生労働省の調査では、75歳以上になると医療費の自己負担総額が増加する傾向も示されています。旅行や趣味と違い、医療・介護費は「やめたくてもやめられない支出」です。

 

佐藤さんの場合、年金収入だけでは生活費を賄いきれず、貯蓄取り崩し額が想定以上に膨らんでいました。

 

現在、佐藤さん夫妻は旅行の頻度を減らし、家計を見直しています。

 

「もうビジネスクラスは乗らないですね。行くとしても近場。正直、少し寂しい気持ちはあります」

 

それでも、佐藤さんはこう続けます。

 

「贅沢が全部ダメだとは思っていません。ただ、“何年続けるか”“どこでブレーキをかけるか”を考えずに走り続けたのが問題だったんでしょう」

 

老後の贅沢は、人生を豊かにする一方で、将来の安心を静かに削っていきます。「今を楽しむ」ことと「先に備える」こと。そのバランスをどう取るかが、老後の満足度を大きく左右するのかもしれません。

 

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