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ホテルではなく民泊だからこそできる「個別的な体験、つながり」が大きな差別化に
このように規模や資本では勝てなくても、「人の心に残るおもてなし」というソフトの力で、私たちには十分に勝機があるということなのです。
たとえば、じゃらんやBooking.comで予約する一般的な宿では、「近くに美味しい飲食店はある?」「どこで過ごすのがおすすめ?」といったことを、わざわざ宿に相談することはあまりありません。システマチックに予約して泊まり、チェックアウトするのが主流です。
でも、小規模な民泊旅館では、そうではありません。宿のオーナーへ気軽に話しかけたり、現地のおすすめを聞いたり、ちょっとした雑談の中で地域の魅力を教えてもらえたりします。それはまるで、「旅先に友だちがいて、その人の家に泊まりに来た」ような感覚。
この人と人とのつながりこそが、いわゆる「ソフトの力」であり、旅の価値をぐっと高めてくれるのです。
大手との差別化要素を持ちながら、さらにリーズナブルに宿泊できる、その経済合理的な説明が、上の数式です。大手のビジネスホテルでは寝るだけの空間になりがちですが、民泊や旅館には、家族や仲間と団らんできるリビングスペースがあることも多く、滞在中に旅の思い出を気兼ねなく団らんできることが、特別な体験になります。
特に前項で解説した「トキ消費(=誰と時間を過ごすかを重視する消費)」の観点からすれば、「みんなでこの旅行、ほんと楽しかったね」「明日はどこへ行こうか?」と語り合う時間や空間の存在は、旅の満足度を大きく左右する要素です。
こうした、物理的な設備の良さだけでなく、心のゆとりや人とのつながりを生む空間設計が、民泊・旅館ならではの強みとなっているのです。
生稲 崇
不動産投資家・事業家
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