(※写真はイメージです/PIXTA)

老後不安といえば、多くの人が真っ先に思い浮かべるのは「お金」の問題でしょう。年金はいくらもらえるのか、貯蓄は足りるのか――。しかし、一定の年金と十分な貯蓄があっても、「老後がつらい」と感じる人は少なくありません。経済的には安定しているはずなのに、心は晴れない。その背景には、数字では測れない“家族の問題”が横たわっていることがあります。今回は、年金月25万円・貯蓄3,500万円という条件を持ちながら、「人生でいちばん苦しい」と語る66歳女性のケースをみていきます。

お金があるからこそ、逃げ場がない

「もし私が生活に困っていたら、“自分のことで精一杯”って言えたかもしれません。でも、余裕があるから、全部引き受ける役回りになる」

 

恵子さんはそう語ります。

 

「老後って、自由になる時間だと思っていました。でも現実は、“家族の調整役”をまだまだ続けなければならない」

 

年金や貯蓄が十分にあっても、家族関係や役割の偏りが続けば、老後は決して穏やかなものにはなりません。老後の安心とは、資産額だけでなく、「どこまで背負うのか」「どこで手放すのか」を決められているかどうかでも左右されます。

 

「お金の心配はない。でも、心の余裕がない。それが、今の私です」

 

恵子さんの言葉は、“何の心配もない老後”というイメージが、必ずしも現実を映していないことを静かに物語っていました。

 

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