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ワインに学ぶ富裕層の支出哲学
富裕層の支出の中で興味深いのは、ワインに対する姿勢です。ワインは一見「飲んでしまえば消えてなくなるフロー支出」に見えます(実務的には、消費した時点で費用化するため、在庫として管理しカウントしていただきます)。しかし、富裕層にとってのワインは、ただの嗜好品ではなく、ストック的な要素も含んでいます。
ある方のゲストハウスにはワインセラーが設けられ、数十年先を見越して良質なワインがストックされています。これは「飲むための消費」であると同時に、「熟成による価値の上昇」という投資の側面も持っています。実際、希少なヴィンテージワインは数年で価格が数倍になることも珍しくありません。
けれども、本質的に富裕層がワインを買う理由は、投資価値だけではありません。ワインは人と人とをつなぐ道具であり、会話を深める媒体でもあります。特別な一本を開ける瞬間には、「誰と飲むか」「どんな時間を共有するか」という意図が込められています。ワインは場の記憶を残す装置でもあるのです。
さらに、ワインへの支出は教養の側面も含んでいます。産地やブドウの品種、歴史や文化背景を知ることは、国際的な場で会話を広げる大切な教養です。スポーツやアートと同じように、ワインもまた「世界と対話するための共通言語」なのです。
このように、一見フロー的な消費に見えるワインも、富裕層にとっては「体験を深める投資」「人間関係を育てる投資」「教養を積む投資」へと姿を変えているのです。
森田 貴子
株式会社ユナイテッド・パートナーズ会計事務所
パートナー・税理士
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