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富裕層は何よりも「信用」を大事にする
「信用を得るには時間がかかる。一方、信用を失うのは一瞬」
これは、ビジネスの現場でも、人生のあらゆる場面でも、変わらない暗黙知です。信用は、「お金では買えないもの」の代表格でしょう。では、どうすれば信頼関係を築いていけるのでしょうか?
嘘をつかない、相手の秘密を守る、約束をきちんと果たす――どれも、人として当たり前のことだと思うかもしれません。人間関係の基本マナーと言ってしまえばそれまでですが、無料で実践できて、偏差値を上げることよりも簡単にできることなのに、多くの人が意外と軽く考えているということを仕事の現場で見てきました。
しかし、ビジネスで成功している富裕層の中で、これらができないことはスタートラインに立てない、付き合うに値しないと見なされます。挨拶やメールの返事を遅らせないこと、期限を守ることなど、入社1年目の社会人が学ぶような当たり前のビジネスマナーを徹底した上で、どんなときも誠実でいること。
類まれなるコミュニケーション能力がなくても、丁寧に人と向き合い、信頼を積み重ねている人を富裕層は好みます。まずは目の前のリクエストに誠実に成果を出すことを積み重ねることです。そうしてようやく得られるのが「信用」です。
しかし、たった一度の失敗が、それまでの蓄積をすべて崩壊させかねません。そして一度失った信用を取り戻すには、最初に信用を得たときよりもはるかに多くの労力が必要になります。正直に言えば、回復しないと考えてよいでしょう。
こうした信用のメカニズムは、お金をいくら費やそうと変わりません。社会では、たとえば、高収入であるとか、有名企業に勤めているといった外側の条件によって、信用があるように扱われることがありますが、人からの信用は、持っているお金の額で左右されるものではありません。
たとえば、自分の知人や仕事仲間を紹介してほしいと誰かに頼まれたとき、決して安易には紹介しません。軽い気持ちで紹介したために、万が一にも知人や仕事仲間に迷惑がかかったら、相手の時間やお金を奪うだけでなく、紹介者である自分の信用にも傷が付くからです。
