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主婦を経験したから知った「働けることの尊さ」
子育てが一段落した頃、「また働いてみたい」と思う瞬間があると同時に、「今さら自分に何ができるのだろう」と不安な気持ちもわいてきてしまう。
主婦の方々にとって、再び働き始めることは簡単なことではありません。「仕事を覚えられるか」「人間関係はうまくいくか」「家庭と両立できるか」など、たくさんの不安が頭をよぎるものです。
何かを我慢しながら働くのが当たり前、自分らしく働くことは贅沢なのかもしれない――そんなふうに思ってしまう方も少なくありません。
実際に私が起業した人材派遣会社に登録に来る女性たちからも、「再び働く」ことについて不安の声をよく耳にします。
私自身も結婚を機に退職し、家事や育児に専念するため専業主婦として過ごしてきた13年間、「いつか、もう一度、働きたい」と日々思い続けていたのですが、同じように不安はありました。勇気を出して始めた週末だけのモデルルームの受付と案内係アルバイトには、最初のうちは不安こそあったものの、続けていくうちに「社会に必要とされること」の嬉しさ、そして「主婦としての日々の積み重ねは、実は社会でそのまま活かせる立派なスキルである」ということに気づかされたのです。
例えば、家の構造や家族の動線、さらには「こんな家だったらいいな」を意見するのに主婦目線が必要になってくるので、モデルルームを訪れるお客様からも相談しやすいとお声をもらえたのです。そしていつしか「主婦としての経験は決して無駄じゃなかった」と思えるようになっていったのです。
無我夢中で働くうちにマネージャーとなり、今となっては、私と同じように社会復帰に不安を覚える主婦たちを後押しする、セカンドキャリア向けの人材派遣会社を立ち上げるに至りました。
専業主婦としての経験があったからこそ気づけた「働けることの尊さ」を、あの頃の私と同じように悩んでいる人たちに伝えたい。今私は、同じようにセカンドキャリアを目指す女性たちを応援する立場になりました。私の経験と気づきが、これから挑戦する皆さんの背中をそっと押せたら―――と考えるようになったのです。
