終わった…〈年収380万円〉〈小遣い月3万円〉家族のために懸命に働き続けた45年間。63歳会社員の「ささやかな老後の夢」が潰えた日

終わった…〈年収380万円〉〈小遣い月3万円〉家族のために懸命に働き続けた45年間。63歳会社員の「ささやかな老後の夢」が潰えた日

辛い思いをしながらも懸命に働き、少ない小遣いでやりくり。「それも、すべて家族のため」と踏ん張っている会社員も多いでしょう。しかし、いよいよ「自由な老後」まで間近という段階になって、思わぬ落とし穴にはまるケースも。見ていきましょう。

妻の知られざる裏側、何も気づけなかった夫

妻は、子育てが終わった解放感から、友人とのランチやブランド品の購入、推し活などにお金を投じ、止まらなくなっていたのです。

 

鈴木さん自身は、そんな事実に微塵も気づかずにいました。「楽しそうにしているな、と思ったぐらいで。妻の持ち物や趣味に関心がなかったのも悪かったけれど……」そう振り返ります。

 

鈴木さんの収入が減っていくなかで、貯蓄は一層できない状況に。退職金は住宅ローンの返済でほとんど使い果たしてしまいました。

 

そして悪いことに、貯蓄がない事実をなんとかしようと、妻はSNS上での投資話に乗ってしまったといいます。最初は利益が出ましたが、損失が発生すると取り戻そうとして止められなくなり、最終的に相手からの連絡も途絶え、詐欺だと気づいたといいます。

 

鈴木さんは、「せめて、もっと前に相談してくれたら」と思いながらも、そんなコミュニケーションを普段取っていなかったと、自分自身の責任も痛感しました。

 

「65歳で辞めている場合ではなくなった。何年か働くか、家を売るか……」

老後の夢が遠のく…安泰の老後に欠かせないもの

鈴木さんの事例は、努力して築いた人生の中でも、コミュニケーション不足や任せきりによって老後の安心が揺らぐ可能性があることを示しています。

 

「自分は一生懸命働いてきた」「節約もしてきた」……一方的にそう思っていても、落とし穴にはまることも。安泰の老後を手に入れるためには、ただ「節約」や「稼ぐ」だけでは不十分。家族との会話と計画的な資産管理が欠かせないのです。

 

 

 

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