(※写真はイメージです/PIXTA)

終わりの見えない介護は、当事者にとって大きな心の負担となります。特に同居している家族が要介護3以上の状態となると、そのサポートは肉体的・精神的にも過酷です。要介護者が特別養護老人ホーム(以下、特養)に入所できれば、介護者は安堵する場合も多いでしょう。しかし、安心も束の間、その後に思いもよらぬ問題が発生することもあります。

「次の入所先」が見つからない

再び自宅で介護するのは難しいと感じた涼子さん夫婦は、ケアマネジャーと相談し、他の施設を探し始めました。しかし、要介護1の状態で入れる施設は限られており、そもそも入所には空きがありません。

 

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)やグループホームも候補に挙がりましたが、いずれも月20万円前後の費用がかかる上、医療体制が整っていない施設も多く、不安が残ります。

 

「義母の年金だけではとても足りません。今後、私たちの生活もどうなるか…」

 

介護には終わりがあると思いがちですが、現実はそう単純ではありません。入所後も、介護認定の更新や施設の運営方針によって、「再び在宅介護が求められる」ことが起こり得ます。

 

特養への入所は、家族にとって“一区切り”のように思える一方で、それは「一時的な猶予」に過ぎないのかもしれません。

 

「安心して老後を任せられる場所が、こんなにも不安定だとは思いませんでした。“もう大丈夫”と思った自分が、甘かったのかもしれません」

 

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※本記事のインタビューではプライバシーを考慮し、一部内容を変更しています。

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