10月2日の日経平均株価は、前日の米株高の流れを引き継ぎ上昇して寄り付くと、その後はもみ合いながらも終日プラス圏で推移、前日比385.88円高の44,936.73円で取引を終えました。前日の米株市場では、同国の雇用指標が芳しくなかったことから、FRBが景気後退観測を受けて追加利下げするのではないかという思惑が株価上昇につながった模様です。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが88銘柄、値下がりが137銘柄、変わらずが0銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、東京エレクトロン〈8035〉、アドバンテスト〈6857〉、ディスコ〈6146〉、第一三共〈4568〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、リクルートホールディングス〈6098〉、ソニー〈6758〉、テルモ〈4543〉、トレンドマイクロ〈4704〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は25億1,000万株、売買代金は5兆4,768.10億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、医薬品、非鉄金属、精密機器、金属製品、機械などが上昇した一方、電気・ガス業、サービス業、空運業、不動産業、陸運業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がメガチップス〈6875〉で+1,190円(+15.70%)の8,770円、2位がキオクシアホールディングス〈285A〉で+705円(+14.98%)の5,410円、3位が日本マイクロニクス〈6871〉で+800円(+14.13%)の6,460円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がアステリア〈3853〉で-173円(-12.01%)の1,267円、2位がミガロホールディングス〈5535〉で-48円(-8.57%)の512円、3位がLink-Uグループ〈4446〉で-59円(-8.44%)の640円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは30銘柄、年初来安値を更新したのは27銘柄でした。
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