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50代から始める「役職定年」の備え方
役職定年は、多くの企業で予測可能な出来事です。突然の出来事ではない以上、前もって備えることが可能です。
まずはリタイア後のライフプランを描き、生活費・医療費・介護費を含めた必要資金を見積もりましょう。そのうえでキャリアの棚卸しを行い、自分のスキルや経験を次のステージにどう活かすかを考えていきます。
リタイア後もなにかとお金が必要になるシーンは少なくありません。これからどのようにお金を使っていきたいのか、長い時間軸で「自分の理想」を理解しておかないままでいると、あっという間に資金の取り崩しが進んでいく可能性があります。
ライフプランを描くときは、たとえば入院や介護、認知症、相続など、特に、人生の晩年における「万が一」のシーンを想定し、考えを具体的に言葉にしておくことを勧めます。資金面だけでなく、自身の尊厳の維持にも影響を与える可能性があるためです。
・どのようなシーンで、どのように使いたいのか
・万が一の際には、どのように使いたいのか
・万が一の際には、どのように残したいのか
こうした準備が、役職を失っても心の拠り所となり、人生の選択肢を広げる土台となるはずです。
定年を機に、仕事や給与だけではなく「社会の関わり」まで変わってしまって途方に暮れてしまう人もいるでしょう。しかし、健康寿命が延びたいまだからこそ、「60歳からの再スタート」を描ける時代でもあります。60歳を「折り返し地点」ととらえ、人生を次のステージへと進める準備を、今日から始めてみませんか。
〈参考〉
WHO『Healthy Life Expectancy (HALE)』ダッシュボード(2021年推定値)
内田 英子
FPオフィスツクル代表
ファイナンシャルプランナー
坪単価70万円は東南アジアの半額!! 都心で600万円台から購入可能な新築マンション
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