DVを受けているなら必ず証拠を残すこと
DVには、主に身体的・精神的・経済的な暴力があります。もしDVで慰謝料を請求したい場合、立証は必要なので、DVを受けた日・状況・証拠写真、録音などを残したほうがよいと思います。
またDVは、我慢し過ぎるのも、自分勝手な判断も難しいので、DV問題に強い専門家に相談することをお勧めします。
身体的DVは、アザ・ケガの証拠写真や診断書、暴力に至った経緯がわかるメモを残します。ただし、叩かれた、押された程度で(といったら失礼ですが)立証するのは難しいかもしれませんし、逆に、相手から言葉の暴力による精神的DVを主張されるかもしれません。
精神的DVは、性格ととらえられることも多く、いちばん立証が困難です。専門家の意見を聞いて慰謝料請求をするか否かの判断をしたほうがよいでしょう。
経済的DVは、いちばん立証しやすいのですが、お金のない相手には請求できません。見極めましょう。
DV被害者の特徴は、頑張り屋さんです。「私がもっと働き家計のやりくりを上手にすれば…」という人もいますが、判断は自分ではなく必ず専門家に相談しましょう。仏の顔も三度まで。理不尽なことが続く場合は、離婚を視野に入れてください。
Miwa Harmonic Office 代表
夫婦問題診断士協会代表理事
寺門 美和子
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