(画像はイメージです/PIXTA)

世界的に富裕層の「国外脱出」が加速しています。重税政策や相続税強化を背景に、自国にとどまることのリスクを感じた資産家たちは、より有利な税制や生活環境を求めて新天地を目指しています。なかでも英国では、長年富裕層を惹きつけてきた「ノンドム制度」の廃止が、大きな転換点となりました。その余波は他国にも波及しており、日本の富裕層にも新たな動きが広がりつつあります。

ゴールドオンライン新書最新刊、Amazonにて好評発売中! 

『司法書士が全部教える 「一人一法人」時代の会社の作り方【基本編】』
加陽麻里布(著)+ゴールドオンライン (編集)

『富裕層が知っておきたい世界の税制【カリブ海、欧州編】』
矢内一好 (著)+ゴールドオンライン (編集)

『司法書士が全部教える 「一人一法人」時代の会社の作り方【実践編】』
加陽麻里布(著)+ゴールドオンライン (編集)

シリーズ既刊本も好評発売中 → 紹介ページはコチラ!

日本の富裕層も「国外移転」に目を向け始めた

日本に目を向けると、年収2,000万円超の層は人口のわずか0.3%に過ぎませんが、彼らの保有資産は年収を大きく上回るケースが多いのが実情です。とりわけ、相続によって得られる資産額は、生涯所得の数十倍、場合によっては数百倍に及ぶこともあります。

 

しかし、日本でも今後、資産課税の強化は避けられない流れにあります。すでに、地主や中小企業オーナー、医師などを中心に、「資産の国際分散」や「国外移住」を真剣に検討する富裕層が増えつつあります。ところが、日本の税務当局はこうした動きに十分に対応できておらず、海外資産の監視・把握体制は依然として不十分なままであると筆者の目には映ります。

グローバルな視点で資産と生活を再構築する時代へ

富裕層のなかには、今後の資産保全と次世代への円滑な資産移転を見据え、世界的な視点でライフスタイルと資産戦略を再構築しようとする動きが加速しています。日本でも、「国外資産と暮らし」を視野に入れた選択肢が、いよいよ現実味を帯び始めています。

 

税理士法人奥村会計事務所 代表

奥村眞吾

 

【12/18(木) 『モンゴル不動産セミナー』開催】

坪単価70万円は東南アジアの半額!! 都心で600万円台から購入可能な新築マンション

カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
川柳コンテストの詳細はコチラです アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです 不動産小口化商品の情報サイト「不動産小口化商品ナビ」はこちらです 特設サイト「社長・院長のためのDXナビ」はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録