お金に換えられない、取り戻せないもの
そして、65歳を迎えたAさん。これまでの苦労はこの「老後」のために頑張ってきたといっても過言ではありません。夫婦で世界一周クルーズに行こうか、高級レストランで贅沢をしようか、そんな話もしていたのです。
しかし、その矢先、Aさんの伴侶であり理解者の妻が病に倒れました。Aさんの祈りもむなしく、妻はしばしの闘病後、息を引き取りました。66歳になってからすぐのことでした。
Aさんは、猛烈な後悔に襲われたといいます。
「もっと早く、お互いが元気なうちにいろんなことを楽しめばよかった。時間だけは取り戻せない。妻に恩返しをすることもできないままで、何のためのお金なのか……」
「貯めながら使う」…バランスが大切
老後資金を蓄えることは間違いなく重要です。しかし、過剰な不安や「貯めること」が目的化してしまうと、結局お金を使わずに人生が終わってしまう可能性もあります。
また、実際に老後になって旅行やグルメを楽しもうとしても、人によっては感性が鈍り、体力も気力も低下し、若い頃のようには楽しめないことも少なくありません。
健康なうちに、元気なうちに、人生を豊かにするためのお金の使い方を考えること。貯めることと使うことのバランスを上手にとることが、老後の本当の幸せにつながるのではないでしょうか。
【注目のセミナー情報】
【事業投資】9月30日(水)オンライン開催
年商1,600万円・年間利益600万円のモデルケースを公開!
信頼のECCブランド「個別指導塾ベストワン」の経営戦略
【資産防衛】10月14日(水)オンライン開催
約30年ぶりの世界的金利変動が生み出した
新たな「お宝保険」の全貌
【関連記事】
■月20万円もらえるはずが…45歳・サラリーマン「ねんきん定期便」に抱いた違和感。「年金ルール」知らずにそのまま20年…65歳で受け取ることになる年金額に唖然「何かの間違いでは?」
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

