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暴落は「大チャンス」
実は、暴落は逆にチャンスです。もう、大チャンスですね。これを活かさない手はありません。
暴落の初期でうまく逃げることができれば、手元にキャッシュがあるはずです。将来性のある優良企業の株を安く買うチャンスの到来です。景気回復期が訪れれば、大きな利益が期待できるでしょう。ポートフォリオの一部を現預金で持っておくのも、このとき優良株を買うためです。
キャッシュが十分にない人は、資金作りできないか考えてみましょう。サテライト部分で保有している金(ゴールド)や債券は、暴落時でもさほど値を下げていない可能性があります。むしろ上がっているかもしれません。そういったアセットを売却して株を買うための現金を用意するのも、ひとつの方法です。
暴落時に買うべき銘柄とは?
暴落のあと株価が戻りやすいのは、売上も利益もしっかり伸びてきた会社です。どの会社がよいかわからなければ、さまざまな業種が含まれるS&P500などのインデックスファンドでもかまいません。将来性のあるテーマファンドを買うのもよいかもしれません。
仮に2025年初頭にリセッションが起きたとして、生成AIのテーマが終わるのかというと、おそらく終わらないでしょう。まだまだ未来のあるテーマなので、値上がりが期待できると思います。
買ってもよい銘柄かどうかは、暴落が起きた理由によっても違ってきます。リーマンショックのように金融機関の信用不安によって引き起こされた暴落なら、銀行株を買うかどうかは慎重に考える必要があるでしょう。コロナショックのときは、クルーズ船運営企業の株に手を出した人はあまりいなかったでしょう。暴落のときでも、投資家は買うべき銘柄かどうか、きちんと選別しています。
ただ、暴落のときに「この辺りが底値だから買うぞ!」と判断できるかどうか、これは簡単なことではありません。
リーマンショックを経験していない若い投資家はやたらと楽観的です。当時のチャートを眺めて、「ここで買っておけば、すごく儲かったじゃないですか。どうして借金してでも買わなかったんですか?」と笑顔で言います。チャートだけみればその通りなのですが、いつ底を打つかわからない暴落相場で自信を持って買える人はあまりいなかったと記憶しています。
株式の反転のサインとして注目すべきは、FRBの動向です。FRBが金利を中立レベルより下げて、債券購入など金融緩和を始めたら、好機到来です。もちろん、株価がすぐに反転して上昇するとは限りません。さらに下がって、もしかしたら1~2年下がり続けて、それからようやく上昇するということもあります。しかし、長期的に見れば、このタイミングで買っておけば、「安く買えました」となることが多いでしょう。
FRBの政策はものすごく株式市場に対する効果が高いです。
PAN
米国株投資家
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