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リーマンショックの回復期に株式投資で成功
リーマンショックによる株価下落はおよそ1年半も続き、ようやく回復期に差し掛かります。底値から元の価格に戻るまで4年もの時間を必要とするのですが、それ以降は力強い成長が続きました。
この頃、まだアメリカで暮らしていたわたしは、日常生活で目についたサービスを提供する企業の株を買うようにしていました。たとえば、コムキャスト。ケーブルテレビの会社で、今はユニバーサルスタジオの親会社にもなっています。当時からインターネット接続サービスも提供していて、ネットに接続する際、誰もがコムキャストを使っている一強状態。「みんなが使っているなら伸びるはずだ」と株を買ったところ、すぐに上がっていきました。
フェイスブックも上場してすぐに買いました。電話もメールもほとんど使わなくなっていて、友人とのやり取りはフェイスブックで行うのが当たり前に。「今日、こんなところに行ってきました」といった発信もさかんに行われていました。「これは強い、きっと伸びるだろう」と買ったら、大正解でした。
この頃はまだ、きちんと投資の勉強はしていなかったのですが、リーマンショックからの回復期というタイミングもあって、おもしろいようにお金が増えていきました。
意外とすぐに底値を打ったコロナショック
その後も米国株は順調に伸び続けていたのですが、2020年2月に世界経済をコロナショックが襲います。まだ記憶に新しいと思いますが、2019年末に中国武漢で発生した新型コロナウイルスが世界中に広がりました。感染拡大を食い止めるため、世界の主要都市がロックダウンすることに。アメリカでも学校が閉鎖され、会社への出社は禁止になって、ZOOMなどを使ったリモートワークが広がりました。
外出禁止や営業自粛といった感染予防策によって経済が停滞し、企業業績が悪化するとの見通しから、世界中で株価が急落。2020年2月から3月にかけて、S&P500は33.9%の下落を記録しました。
リーマンショックのときは1年5か月もの間、下落が続いたので、コロナショックではどこまで落ちるのだろうと、投資家はみんな不安だったと思います。ところが、わずか1か月で底を打ち、約5か月で元の水準にまで株価を戻したのです。
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