(※写真はイメージです/PIXTA)

全米でも屈指の高コストエリアであるハワイ。それでもなお、あえてこの“楽園”を生活拠点に選ぶリモートワーカーが増え続けています。本稿では、株式会社Crossover Internationalの栗原なな氏が、高騰する賃料や物価の現実をふまえつつ、それでも人々がハワイに惹かれる理由と、そのライフスタイルの実態をひもときます。

「拠点は日本、仕事はオンライン、生活はハワイ」が可能に

高騰する生活費にもかかわらず、ハワイの“楽園”としての地位を揺るがさない最大の魅力は、やはり大自然と都市機能が高度に共存する、世界でも稀有な環境にあります。

 

多くの自然に囲まれた地域では、インフラやインターネット環境の不安定さがネックになりますが、特にホノルルではその心配はほとんどありません。一方で、都市部では緑が乏しく空気が悪いという問題も見られますが、ハワイはその両方を高水準で兼ね備えているのです。

 

ハワイに暮らす人々には、自然のリズムに寄り添った早寝早起きのライフスタイルが根づいており、島全体に健康的で生産性の高い生活習慣が広がっているのも特筆すべき点です。南国ならではの“ワークライフバランスを重視する文化”も、島全体で深く共有されています。

 

また、ハワイがリゾート地であるがゆえに、キッチンや洗濯機を備えた“暮らせる滞在施設”が数週間〜数ヶ月単位で利用できる環境が整っていることも、国内外からの比較的容易な移住を後押ししています。

 

実際に、ハワイを訪れるリモートワーカーの中には、「最初は数週間の滞在予定だったのに、気づけば1年以上住んでいる」というケースも珍しくありません。

 

日本人にとってのハワイ滞在スタイルは、「完全移住」から「ロングステイ」や「季節ごとのデュアルライフ」へと、多様化が進んでいます。特にハワイに不動産を所有する投資家層の間では、現地に仕事の拠点を持たなくても、自由に滞在を楽しむケースが増加しています。


「拠点は日本、仕事はオンライン、生活はハワイ」といったハイブリッドなライフスタイルが、テクノロジーの進化によって現実のものとなっているのです。

 

最近では、日本でもおなじみの「シェアワーキングスペース」もハワイ各地に増えており、日割りや月額で柔軟にワークスペースを確保できる環境が整いつつあります。単なる作業場所としてだけでなく、アメリカ本土や他国から来た人々とネットワーキングをする場としても活用されており、思いがけないビジネスアイデアやチャンスが生まれることもあるでしょう。

 

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