嘘だと言ってくれ…年収900万円でも小遣いは「月3万円」。激務と節約に耐え、妻と一人娘を養ってきた59歳“晩婚”会社員が震えたワケ

嘘だと言ってくれ…年収900万円でも小遣いは「月3万円」。激務と節約に耐え、妻と一人娘を養ってきた59歳“晩婚”会社員が震えたワケ

晩婚化と出産年齢の高齢化が進み、子育て・教育費・老後資金などの費用が重なるケースが増えています。より一層の家計管理が必要になりますが、この状態で配偶者1人に任せっきりにしてしまった場合、危機的な事態に陥る可能性も……。今回は、家計管理を妻に任せきりにしていた晩婚の男性が直面した事例をご紹介します。

「緊急家計モード」にチェンジ

さらに驚いたのは、継続雇用になることで60歳以降、Aさんの収入が大きく減ることも妻が知らなかったこと。

 

「私が何も伝えていなかったから、仕方がないのかもしれません。月3万円でやりくりして、それで『自分の責任は果たしている』と思っていたところもあった。二人でしっかりお金のことを話し合うべきだったんです」

 

一方の妻も、Aさんの退職金と収入でなんとかなると思っていたことを反省したといいます。しかし、現実はそう甘くはありません。3,500万円で買った住宅ローンの残債は約1,600万円、娘の大学資金、自分たちの老後資金。継続雇用によってダウンする収入。

 

現実を突きつけられた二人は、ここにきてようやく家計を共有するという一歩を踏み出しました。Aさんは月3万円だったお小遣いを2万円に減額。妻は家計簿をつけ始め、さらに週5日スーパーでのパート勤務を開始しました。

 

「妻いわく、それまでも『節約しよう』という意識はそれなりにあったんだそう。でも、本当にお金がないと実感したときの行動力は全然違うって。教育費が足りない、老後も危ないって思ったら、何でもやると腹を括ったようです」

 

夫婦の共通認識は「娘の大学資金を最優先に」。Aさんは妻にある秘密を打ち明けました。

 

「実は独身時代の貯金が400万円ちょっと残っていて。500万円は住宅の頭金に出したんですが、それ以外はずっと隠していたんです。それを伝えたら、妻も『私も昔の貯金が300万円あるの』って(笑)。夫婦といえど秘密ってあるものですね。でも、このお金があって本当に助かった」

 

その後、Aさんの娘が私立大学に進学した際の費用は夫婦のへそくりと貯金から捻出したといいます。

 

そして67歳になった今、Aさん自身はフルタイムで働き続け、年金と合わせて月30万円以上の収入を確保。妻もパートを継続中です。

 

「70歳どころか、できる限り働くつもり。それでもお金が足りなくなったら、家を売ることも視野に入れています。娘に迷惑だけはかけないよう生きていきたい。それが夫婦の願いです」

 

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