(※画像はイメージです/PIXTA)

ウォーレン・バフェットは、株式投資において10年単位の長期視点と忍耐が鍵だと説きます。市場の変動に惑わされない投資哲学とは? 本記事ではジェームス・パードウ氏著、中島早苗氏訳『エッセンシャル版 ウォーレン・バフェット』(サンマーク出版)より一部を抜粋し、個人投資家が着実に資産を築くためのポイントを紹介します。

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株価でなく企業の実態を見る

 
 

バフェットから見ると、不安定なのはワシントン・ポストの株価であって、事業ではなかった。市場が混乱して株価が動いたことはあったが、本業のビジネスは堅実で安定していた。だから、彼は一度もパニックに襲われることなく、株をもちつづけたのだ。その正しさは、結果が見事に証明している。

 

それと同じことが、保有株を頑固にもちつづけたバークシャーの株主たちにも言える。バークシャー・ハサウェイのクラスA株の株価は、1974年の1株40ドルから、1984年には1,278ドル、1994年に1万5,400ドル、2004年には9万7,000ドル、2024年は74万5,000ドルになった。こうして、正しい資質をもちつづけた投資家が報われたのだ。バークシャー株を売ってしまった人々はさぞ後悔していることだろう。

 

株主である限り、株を保有している間には、良いことも悪いことも含め、いろいろなことが起きる。市場が過熱して株価が急騰することもあれば、弱気相場で急落することもある。大事なのは、適切な企業を見つけて、正しい姿勢で臨むことができるように自分を磨くことだ。ポイント株価を注視するのではなく、その企業の事業、収益力、将来性を調べる。

 

 

ジェームス・パードウ

弁護士

 

中島 早苗

翻訳家

 

 

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本連載は、ジェームス・パードウ氏著、中島早苗氏訳『エッセンシャル版 ウォーレン・バフェット』(サンマーク出版)から一部を抜粋し、バフェットが実践した投資の心得について詳しくご紹介します。

エッセンシャル版 ウォーレン・バフェット

エッセンシャル版 ウォーレン・バフェット

(著)ジェームス・パードウ、(訳)中島 早苗

サンマーク出版

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