今週の注目点…減税の米議会審議が続くなか、米財政リスクへの懸念も拡大
今週の米ドル/円予想レンジは140~144.5円
今週は、雇用統計や小売売上高ほど注目度の高いものではありません。2025年第1四半期の米GDP改定値など米経済指標の発表を見ながら、関税などトランプ政権の経済政策の影響が米国の景気や物価にどのような影響をもたらしているかを見極めていくことになります。
また、トランプ大統領の経済政策のなかで、関税とともに2本柱の位置づけである減税についての議会審議が続くなかで、米国の財政リスクへの懸念も浮上してきました。こういったなかで、米トリプル安、「米国売り」の再燃も引き続き要注意といえそうです。
これまで見てきたように、米ドルの弱さが目立つなかで、米ドル/円は反発力が限られ、きっかけ次第で下落が広がるリスクが高くなっているのではないでしょうか。そういったことを踏まえたうえで、今週の米ドル/円の予想レンジは140~144.5円で想定したいと思います。
吉田 恒
マネックス証券
チーフ・FXコンサルタント兼マネックス・ユニバーシティFX学長
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