5月19日の日経平均株価は寄り付きから下落して始まると、その後も終日マイナス圏で推移。前日比255.09円安の37,498.63円で取引を終えました。
米格付け会社大手ムーディーズ・レーティングスは16日、米国の長期発行体格付けを最上位の「Aaa」から「Aa1」に1段階引き下げたと発表。同社は1917年以来、アメリカの格付けを「パーフェクト」としていたものの、16日の発表で「歴代のアメリカ政権と連邦議会は、毎年の巨額財政赤字と金利負担の増加を反転させる措置に合意できなかった」「今後10年間、政府歳入がおおむね横ばいで推移する一方で、社会保障支出が増加し、財政赤字は拡大すると予想される。その一方で、いつまでも続く巨額の財政赤字によって、政府の債務および金利負担はますます増える」と指摘(BBC NEWS JAPANより)。
これを受けて為替相場で米ドル安・円高が進むなか、この日の国内株市場はリスクオフムードから売り優勢の展開に。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが95銘柄、値下がりが127銘柄、変わらずが3銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、ファーストリテイリング〈9983〉、東京エレクトロン〈8035〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、ファナック〈6954〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、第一三共〈4568〉、中外製薬〈4519〉、スズキ〈7269〉、村田製作所〈6981〉、トヨタ自動車〈7203〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は16億7,000万株、売買代金は3兆8,215.85億円となり、前日と比べて減少。節目の4兆円を下回っています。
業種別では、医薬品、空運業、水産・農林業、不動産業、輸送用機器などが上昇した一方、海運業、石油・石炭製品、保険業、証券業、非鉄金属などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位が三菱化工機〈6331〉で+156円(+9.50%)の1,798円、2位がアーレスティ〈5852〉で+58円(+9.40%)の675円、3位がアイ・アールジャパンホールディングス〈6035〉で+70円(+8.89%)の857円となりました。
一方下落率は、1位がオイシックス・ラ・大地〈3182〉で-132円(-7.80%)の1,561円、2位が宮越ホールディングス〈6620〉で-94円(-7.05%)の1,239円、3位がサンウェルズ〈9229〉で-40円(-7.02%)の530円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは62銘柄、年初来安値を更新したのは6銘柄でした。
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