〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:ブイ・テクノロジー〈7717〉……前日比+500円(+22.11%)/終値2,761円
【売買材料】
5月13日(火)取引時間終了後、25年3月期連結決算を発表。売上高は前期比+23.7%、営業益は同2.2倍とした。また、同時に発表した26年3月期連結業績予想では売上高を前期比+21.3%、営業利益同2.5倍を見込むなど、好調な業績を好感した買いが集中した。なお、トランプ関税の影響に関しては、現時点で注文のキャンセル、納入スケジュールの著しい変更、商談の急減といった直接的な影響はないとしており、これも買い安心感を誘った模様。
2位:グンゼ〈3002〉……前日比+501円(+19.09%)/終値3,125円
【売買材料】
同社は当日の14:30に25年3月期連結決算を発表。経常利益は前期比+20.8%の2ケタ増とした。また26年3月期も前期比1.5%増を見込んでおり、これで5期連続増益となる。さらに、前期の年間配当を157円→390円(前の期は153円)に増額し、今期は216円とした。なお、3月31日割当の株式分割を考慮した実質配当は10.8%増配とする方針としており、これらが好感された模様。
3位:ネクソン〈3659〉……前日比+382.5円(+16.88%)/終値2,648.5円
【売買材料】
5月13日(火)取引時間終了後、25年12月期第1四半期決算を発表。増収減益となったものの、営業利益は期初に示した予想レンジの上限を上回っており、これが買い材料視された模様。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:日本CMK〈6958〉……前日比-47円(-11.55%)/終値360円
【売買材料】
5月13日(火)取引時間終了後、25年3月期決算および26年3月期業績見通しを発表。25年3月期の連結経常利益は前期比+15.4%に伸びたものの、26年3月期は前期比-38.6%を見込んでいる。さらに、今期の年間配当は前期比10円減の10円に大幅減配する方針としており、これらが嫌気され売りが膨らんだ。
2位:シップヘルスケアホールディングス〈3360〉……前日比-239円(-11.34%)/終値1,868.5円
【売買材料】
5月13日(火)取引時間終了後、25年3月期決算および26年3月期業績見通しを発表。25年3月期の連結経常利益は前期比+3.2%、26年3月期も前期比+1.8%を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しを示した。同時に、今期の年間配当は前期比2円増の60円に増配する方針も発表。もっとも、市場コンセンサスには届かなかった模様で売り優勢となった。
3位:メイコー〈6787〉……前日比-800円(-11.14%)/終値6,380円
【売買材料】
同上。決算内容が市場コンセンサスを下回り失望売りが膨らんだ模様。
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