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銀行や証券会社がすすめる「アクティブファンド」は買ってはいけない
銀行や郵便局、証券会社の窓口で投資信託について相談すると「アクティブファンド」を勧められることがあります。しかし手を出してはいけません。アクティブファンドは往々にして高い手数料が設定されており、あなたの資産を静かに、しかし確実に蝕んでいくからです。
アクティブファンドとは、S&P500や日経平均株価などの特定の指数を上回る投資成果を目指して運用される投資信託のことです。ファンドマネージャーと呼ばれる運用の専門家が、独自の判断で銘柄選定や売買を行います。しかし、過去の運用実績を見てみると、インデックスファンドのほうが圧勝しているのです。
アクティブファンドがインデックスファンドを上回るリターンを、毎年安定して継続的に叩き出し続けるケースは稀です。特に、5年、10年、20年といった長期で見れば見るほど、平均的にはアクティブファンドがインデックスファンドに負けてしまう傾向が数多くの調査研究によって報告されています。
アクティブファンドがインデックスファンドに負けてしまう理由は、その高い手数料にあります。アクティブファンドの運用会社は、高度な専門知識と経験を持つ高給取りのファンドマネージャーを雇い、さらに顧客を獲得するためのマーケティング活動も展開する必要があります。
それらの莫大なコストを、アクティブファンドに投資する投資家たちが高い手数料という形で負担しているわけです。手数料を除いたパフォーマンスは、平均すればインデックスファンドと同じくらいですが、手数料のぶんだけパフォーマンスが悪くなる。そのようなアクティブファンドを積極的に選ぶメリットは、残念ながら何ひとつ見当たりません。
中島 聡
エンジニア・起業家・投資家
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