ゴールドオンライン新書最新刊、Amazonにて好評発売中!
富裕層の資産承継と相続税 富裕層の相続戦略シリーズ【国内編】
『司法書士が全部教える 「一人一法人」時代の会社の作り方【実践編】』
加陽麻里布(著)+ゴールドオンライン (編集)
『富裕層が知っておきたい世界の税制【カリブ海、欧州編】』
矢内一好 (著)+ゴールドオンライン (編集)
シリーズ既刊本も好評発売中 → 紹介ページはコチラ!
「1億総クリエイター時代」に、推し投資のススメ
単なる消費者や投資家を飛び越え、みずから盛り上げる側に回ることで、企業の価値や株価を共に引き上げていく。これもまた「推し投資」の一環です。
たとえば、映像クリエイターの方なら、Netflixの株を保有するだけでなく、みずからの作品をNetflixに売り込むという選択肢も考えられます。
また、YouTuberの方であれば、Alphabet(Google)の株を保有しながら、自分のチャンネルを精力的に伸ばしてもいいでしょう。YouTuberのマネタイズといえば動画広告や企業案件、グッズ販売が一般的ですが、YouTube全体を盛り上げることで、株主としてAlphabetの株価上昇に寄与する。それが従来の収益以上のリターンをもたらす可能性もあるのです。いつか、YouTube動画から得られる収入以上に、Alphabet株で大きく稼ぐ「真のYouTuber」が誕生するかもしれません。
もちろん、「自分にはプログラミングなんて無理」「映像制作などクリエイティブな作業はハードルが高い」と感じる方もいるかもしれません。たしかに、ITエンジニアや映像クリエイター、人気YouTuberのように作る側へ本格的に飛び込むのは難しく思えるでしょう。
しかし、素人であっても参加できる方法はいくつもあります。いまやSNSやブログ、動画プラットフォームといった発信の場が豊富に整備され、誰もがクリエイターやインフルエンサーになれる「1億総クリエイター時代」です。
たとえば、自分のブログで楽天ポイントの効率的なため方を解説したり、SNSでAmazonのセール情報を発信したりするなどの情報発信でも、推し企業の売上拡大や株価成長に一役買うことができる可能性は十分あります。
いまの時代、一般人の力を侮ってはいけません。一般人のSNS投稿がきっかけで商品が爆発的に売れたり、一夜にしてブームが到来するケースは珍しくありません。
もちろん「製品が好き」「サービスを応援したい」というシンプルな気持ちだけでも、十分に推し投資を楽しめるでしょう。
しかし、好きな製品やサービスを応援するための努力や創意工夫が、企業の成長につながり、株価も上がって株主としても恩恵が受けられる。こうした「利用者・株主・作り手」という三位一体の形態は、まさに推し投資における究極の形であり、最高にワクワクできる体験となるのです。
中島 聡
エンジニア・起業家・投資家
注目のセミナー情報
【国内不動産】12月26日(金)開催
『ふふ』などのスモールラグジュアリーリゾートを開発・運営し、
多種多様な業態をプロデュースするカトープレジャーグループが創造する
唯一無二の別荘オーナーライフスタイル
【事業投資】1月13日(火)開催
トップ経営者が実践する節税方法を公開!
「即時償却による節税」×「想定利回り9.6%以上」×「手間なし」
無人運営コワーキングスペース「マイクロFCオーナー制度」の全貌
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
