私は都合のいい“財布”だったのか?…年金月24万円・貯金2,200万円、妻と2人暮らしの65歳元会社員。最高の仲間に出会ったはずが、「やめられない悪癖」が招く老後危機

私は都合のいい“財布”だったのか?…年金月24万円・貯金2,200万円、妻と2人暮らしの65歳元会社員。最高の仲間に出会ったはずが、「やめられない悪癖」が招く老後危機

限られた年金と現役時代に蓄えた貯蓄で暮らすことが多い老後ですが、普通に暮らしていればやりくりできるものを、「困った癖」のおかげで厳しい老後を迎えてしまうというケースも。見ていきましょう。

調子に乗った結果、300万円を失い…「目が覚めました」

楽しい場になると「気前よく人の分まで支払ってしまう」という癖がついてしまった高橋さん。昔からの友人たちに対しても、つい「俺が多めに出すよ」「孫にお金がかかるんだろ?」と支払いを買って出てしまいます。

 

「ああ、また調子に乗っちゃった」……まったく自覚がないわけではありませんでしたが、その場のノリで口をついて出てしまう言葉を止めることはできません。

 

そうして過ごすこと3年弱。高橋さんは体調を崩し、2週間ほど釣りに行けない日が続きました。その期間で、ふいに冷静になったといいます。

 

はまり込んでいた趣味も、突然その熱が冷めたり落ち着いたりすることがあるものです。まさに、そのタイミングが来たのです。

 

気がつけば、釣り道具、ガソリン代、飲食代、また、釣りとは関係ない友人たちへのご馳走代なども含めて、少なくとも300万円以上を浪費していた高橋さん。もちろん、それに加えて生活費や住宅ローンの返済もありますから、収支は赤字の状態でした。

 

「あなた、ずいぶん楽しそうだったから言えなかったけど、貯金もどんどん減っているのよ」と妻に通帳を見せられ、このペースでいけば老後資産が尽きてしまう日がくるかもしれない。初めてそう認識したのです。

 

「もちろん仲間や友人は大事な存在です。ですが、『高橋さん、また払ってくれるかな』と、お財布みたいに思われていたところもあるのかなって。いつの間にか都合のいい存在になっていたのかもしれません。自分が始めたことなので、人のことは責められませんけどね。ちょっとした誉め言葉で大切な財産を減らしていたなんて、バカみたいだと気づきました」

 

ようやく冷静になった高橋さん。家計の立て直しに向けて趣味の予算をきちんと決め、その中でやりくりをしつつ、周囲には「これまで大盤振る舞いしすぎて、お金なくなっちゃったよ」と話すなど、“お金を出してくれる人”というイメージからの脱却を図っているといいます。

 

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