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日本のITバブル崩壊の底値でSB・ソニー・ヤフー・楽天の株を買っていたら…
まず、個別銘柄の事例として、日本を代表する4銘柄のITバブル時の株価暴落を紹介します。その4銘柄はソフトバンクグループ、ソニーグループ、LINEヤフー(当時はヤフー)、楽天グループの4社です。このうち、戦後にスタートしたソニーを除いた3社には、ITバブル前後に上場した新興企業という共通点があります。そして、4社の株価はいずれもITバブルで大きく上昇してピークを迎えたあと、バブルの崩壊で株価は大暴落することになります。
ITバブルのピーク付近では、当時まだ新興企業だったソフトバンクグループが時価総額でトヨタ自動車を上回ったり、ヤフー(現在のLINEヤフー)が分割考慮前の株価で1株1億円を突破したりするなど象徴的な出来事がありました。
4社のITバブルの頂点までの上昇率とバブル崩壊後の下落率をまとめると次のようになります。
●ITバブルでの上昇率
ソフトバンクG:+11,728.0%
LINEヤフー:+4,105.0%
ソニーグループ:+1,112.0%
楽天グループ:+491.1%
●ITバブル後の下落率
ソフトバンクG:−98.7%
LINEヤフー:−95.6%
ソニーグループ:−95.4%
楽天グループ:−94.8%
上昇率、下落率ともバブル相場らしい、すさまじい数字です。ちなみに、ITバブル安値の底で買っていたら、どうなっていたかも示します。いずれも10倍以上になっています。バブル崩壊後の安値は買いチャンスであると言えますね。
●ITバブル安値からの上昇率(2024年12月末現在)
ソフトバンクG:+6,604.3%
LINEヤフー:+1,097.1%
ソニーグループ:+2,087.6%
楽天グループ:+1767.3%




