またあると思う心のあさましさ、奇跡は一生に一度と思え
もう1つ、投資した銘柄が大化けしたとします。運よく儲けたその人(投資家)は、有頂天になってまた同じようなことが起きるだろうと考えます。
しかし、これは「あさましい」というものです。相場格言には、「またあると思う心のあさましさ、奇跡は一生に一度と思え」とあります。
大儲けしたときには、「奇跡は一生に一度」と思う謙虚な心が大切です。それがコンスタントに利益をあげるという、株式投資「勝ち方の本質」につながるのです。ビギナーズラックは、そうたびたびはありません。
半導体関連装置が主力のローツェ(6323)は、2024年の始値1,437円が7月9日に3,530円まで上昇しました。実に、2.5倍まで買われたことになります。しかし、株価はその後下げに転じ、1,500円前後で推移しています。
安値圏で購入し、高値圏で利食えた人は、このような奇跡は一生に一度と肝に銘じて、深追いはしないことです。
杉村 富生
経済評論家
個人投資家応援団長
※本記事は『保存版 株式投資 勝ち方の本質』(すばる舎)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。記載内容は当時のものであり、また、投資の結果等に編集部は一切の責任を負いません。
注目のセミナー情報
【海外不動産】12月18日(木)開催
【モンゴル不動産セミナー】
坪単価70万円は東南アジアの半額!!
世界屈指レアアース産出国の都心で600万円台から購入可能な新築マンション
【事業投資】12月20日(土)開催
東京・門前仲町、誰もが知る「超大手ホテルグループ」1階に出店!
飲食店の「プチオーナー」になる…初心者も参加可能な、飲食店経営ビジネスの新しいカタチとは?
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

