老後の住まい選びは、「最期まで自分らしく」を叶える手段
「お金があるから安心」「施設に入れば大丈夫」といったイメージは、いまの時代では通用しなくなりつつあります。人生100年時代、自分らしく生きる期間も長くなります。だからこそ、老後の住まい選びは終の棲家というより、これからの人生をどう過ごしたいかを描く作業ともいえます。
親の老後に向き合う子ども世代は、つい数字や施設の条件ばかりに目がいきがちですが、最も大切なのは「本人の声に耳を傾けること」。そのうえで、資金計画やサービス設計をプロと一緒に考えていくことが、後悔のない選択につながると感じています。
「お母さん、やっぱり家が一番いいのね」「そうよ。気楽に生きたいわ。もう歳なんだから」母の一言に、圭子さんは肩の力が抜けたような気がしました。老後とは、“管理される”時間ではなく、“自分らしさを守る”ための時間なのかもしれません。
波多 勇気
波多FP事務所
代表ファイナンシャルプランナー
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